灯油の概要

灯油とは、石油の成分の一つであるケロシンと呼ばれる物質から作られる石油製品で、主に暖房やランプなどに用いられます。
原油を蒸留・精製することにより作ることができ、無色透明で特有のにおいを放つ液体です。

引火性はあるものの、引火点は40度以上と常温よりも高いため、ガソリンなどと比べて取り扱いがやや容易であることから、家庭用の暖房器具(ストーブ・ファンヒーターなど)の熱源や給湯機、燃料電池の燃料などとしても利用されています。